食事は人生において大きなウェイトを占める。何を食べて生きるのも自由だが、健康に生きるためには食事を”選ぶ”必要がある。自らの意思で。
【現状】治療から4日後の回復具合
もう、ほぼほぼ回復したと言えるだろう。ランニングも継続して行っている。
ただし、正座をすると少し痛みが出る。大きく曲げることができない。高野山金剛峰寺に修行に行くのは、まだ少し延期した方がよさそうだ。
【治療】食事療法で、痛風発作を絶対に起こさない!
痛風発作で杖を突いて歩くような事態は金輪際ゴメンだ。最大船速が分速1メートルにまで落ちた。それは人生において全力で避けたい。
幸い、痛風は食事療法でほぼ完ぺきにブロックが可能な病気だ。自己管理に必要な知識を共有し、あなたも私と一緒に痛風対策を実施しよう。今は痛風が縁遠い存在だったとしても、知識があるに越したことはない。病気は天変地異のようにいきなりやってくるものだ。ほとんどの場合、予告などしてくれないだろう。
例によって、痛風・尿酸財団の鎌谷直之理事監修のパンフレットを基にお伝えしていこう。
①アルコールを減らす
私は酒が全く飲めない超絶下戸のためこの項目は関係ないのだが、酒が好きな人のためにお伝えしよう。酒は痛風への近道だ。痛風ハイウェイに乗らないためにも、飲酒量を減らすことを強くお勧めする。
- ビール 350~500ml
- 焼酎(25度) 90ml
- ウイスキー・ブランデー(40度) 60ml
- 日本酒 180ml
- ワイン 200ml
酒を飲まないのでまったくわからないのだが、『え、これしか飲めないの??』という感想を得た。サラリーマン時代、テキーラをガンガン飲む上司たちを見てきたが彼らは無事であろうか。酒は百薬の長と言われることもあるが、その言葉を盲信してはいけない。摂りすぎたら、すべての飲食物は毒となり得る。
②水分をじゅうぶんにとる
1日2リットルを目標に水をとる。お茶でも問題ない。
気を付けるべきは、ソフトドリンクやスポーツドリンクは避けた方がいいということ。肥満につながる上に、痛風のリスクが上がる。運動をする場合は、スポーツドリンクを適度に摂るのがいいだろう。
③プリン体を含む食品を減らす
重要なのは、”減らす”という点だ。痛風患者が摂ってはいけない食品はない。問題なのは、食べすぎることだ。
- 鶏・豚・牛レバー
- 牛ヒレ肉
- カツオ・マイワシ・大正エビ
覚えるのが面倒なので、肉や魚を食いすぎるとヤバい程度に覚えておけばいい。肉を食いすぎないように注意するのなんて、おそらく痛風患者くらいのものだろう。この制限はマジでバカバカしくストレスがたまるものだ。好きに肉を食べる生活を取り戻すために、ぜひ次の”最強項目”に目を通していただきたい。
④【最強】痩せる
これに尽きる。現に、ほとんどの痛風患者は適正体重になった時点で尿酸値が改善される。プリン体を避けて食事を摂るなんていうしょうもないことに人生を浪費するくらいなら、痩せることに真剣に努力するべきだ。
痩せるという行為も、知識量と努力量でどうにかなる問題だ。もう誰かのせいにするのはやめて、今日から痩せる努力をしようじゃないか。ダイエットの難易度を下げたいのであれば、この動画シリーズを観てみるのも一つの選択肢だ。
【まとめ】痛風地獄から抜け出すために
- 酒・肉をガマンして、水と野菜を多くとる
- 痩せる
どちらを選ぶかはあなたの自由だが、私は後者を強くお勧めする。『どっちも大切だろうが!!』という意見もあるだろうが、それはその通りだ。一時的に症状が良くなったとしても、後で太ってしまったら同じことだ。
”痩せるために、適切な食事管理の方法を覚える”というのが本当のところだろう。どちらにせよ、自己管理ができる人間でなければ痛風地獄から抜け出すことは困難だろう。
【次回予告】食事以外に大切なこと
この記事を読んでいただけたあなたはすでに、痛風から遠ざかるための第一歩を踏み出していることだろう。実は、食事以外にも痛風から逃げるためのコツがある。次回は、そのポイントについて解説しよう。
次回の更新を待たれよ!!
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