25日間の歩き遍路通し打ち経験(2021年6月)を基に、歩き遍路難易度をご紹介します。
【歩き遍路難易度】第23番札所・薬王寺(霊水・肺大師)
薬王寺のご紹介
発心の道場(徳島県)最後の霊場となる23番札所薬王寺は、多くの見どころがございます。
肺病に効くという霊水”肺大師”や、お賽銭をあげながら登ると厄難を落とせるという”厄坂”、29mの楼閣”瑜祇塔(ゆぎとう)”も有名です。
薬王寺の到達難易度
距離…C(やや長いので大変)
高低差…C(ある程度のアップダウン)
休憩所…B~A(数ヶ所の自動販売機くらい)
総合難易度…B(思ったより苦労するエリア)
【難易度評価】A(難しい)>>>D(普通)>>>G(かんたん)
パワプロ方式の7段階評価です。
それぞれ考察していきましょう。↓↓↓
①距離…C(やや長いので大変)

・国道ルート(なんもない)…19.7km
・海岸ルート(多少ある)…22.4km
22番札所平等寺を出発し、7.3km地点で分岐があります。私は海岸ルートを往きましたが、数字以上に遠回りした感覚があります。
道がぐねんぐねんしているうえに補給ポイントも少ないので、キツく感じたのかもしれません。
②高低差…C(ある程度のアップダウン)

・国道ルート(車道)…19.7km
・海岸ルート(峠道あり)…22.4km
どちらも同程度のアップダウンがありますが、海岸ルートの方が山座峠という峠道を通るため、険しさは若干上です。
国道ルートは、歩道はちゃんとあるみたいです。
③休憩所…B~A(数ヶ所の自動販売機くらい)

・国道ルート(なんもない)…19.7km
・海岸ルート(多少ある)…22.4km
私は海岸ルートを選択したので、2ヶ所くらい自動販売機にありつけましたが、国道ルートはガチでなんもないみたいです。
今度行って体感しようと思います。(迫真)
④総合難易度…B(思ったより苦労するエリア)

この区間はマジでかなりつらかった記憶しかありません。
そんな中でも、学校の敷地内(上の写真)にお遍路さん用の休憩所やトイレがあったりして、本当にありがたかったです。
薬王寺への道は、隠れた難所として私の中で語り継がれています…。(ガチ)
この日の最後には、頭のおかしい決断をします。(本編でご覧ください…)
【まとめ】22番札所平等寺での補給が大切
【当日のご様子】
【弾丸歩き遍路】3日目・賢人の知恵と無鉄砲男の化学反応(23番薬王寺)【1200km】
今度私がお遍路するときには、22番札所平等寺さんでの補給を大切にします。むしろ、たぶん平等寺最寄りで宿泊させていただきます。これはかなり有効な手段だと思います。
平等寺境内でも軽食を販売されていました。今思えば、そこでいただいておくべきでした。常時販売されているかはわかりませんが、もしGETできるのならラッキーです!ぜひ購入させていただきましょう。
【オマケ】周辺の超おすすめスポット!

薬王寺から…
・手前12.8km…田井ノ浜
・手前 7.4km…山座峠
・ 400m…道の駅日和佐(コンビニもある)
田井ノ浜は超きれいです。シャワー設備もあります。(ちょっと離れて2ヶ所)
山座峠も景色が綺麗です。遍路道として非常に整備されています。
※この2ヶ所は海岸ルートなので注意です。
薬王寺に着いてからは道の駅日和佐がありがたいです。コンビニもあって超ありがたい!!(45kmぶりですよ神)
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