25日間の歩き遍路通し打ち経験(2021年6月)を基に、歩き遍路難易度をご紹介します。
【歩き遍路難易度】第20番札所・鶴林寺(阿波三大難所)
鶴林寺のご紹介
20番札所鶴林寺は、阿波三大難所に数えられる”鶴林寺道”を登った先にございます。
(鶴林寺道は国史跡に指定されている)
徳島県下唯一の三重塔も、県の重要文化財に指定されています。(壮観ですよ)
鶴林寺の到達難易度
距離…D(距離はふつうだけども)
高低差…A(けっこう厳しい)
休憩所…A(道の駅越えたら何もない)
総合難易度…A(徳島県では焼山寺に次ぐ難易度)
【難易度評価】A(難しい)>>>D(普通)>>>G(かんたん)
パワプロ方式の7段階評価です。
それぞれ考察していきましょう。↓↓↓
①距離…D(距離はふつうだけども)
19番札所立江寺から20番札所鶴林寺への距離は、13.1kmです。
距離的にはそれほど厳しいわけではありません。
②高低差…A(けっこう厳しい)
鶴林寺の境内へは、高低差500mの山道を登っていきます。
道自体は整備されていますが、大変険しいです。
野生動物も多いところなので、鈴の携帯をオススメします。
③休憩所…A(道の駅越えたら何もない)
道の駅ひなの里かつうらを越えてから約45km、23番薬王寺まで商店がほとんどありません。
必ず道の駅までに準備を万端にしておきましょう。
④総合難易度…A(徳島県では焼山寺に次ぐ難易度)
大変険しいうえに補充が厳しい、実に四国遍路らしい難所と言えます。
しかし、準備をきっちりしていれば問題ないでしょう。
ここに挑戦するあなたは、すでに最難関”焼山寺道”を越えているでしょう。
その経験値は、必ず活きるはずです。
【まとめ】阿波三大難所は伊達じゃない
【当日のご様子】
【弾丸歩き遍路】3日目・賢人の知恵と無鉄砲男の化学反応(23番薬王寺)【1200km】
阿波三大難所のうち、2カ所目にあたるこの”鶴林寺道”。焼山寺道よりは楽とはいえ、注意するべきはその距離です。
鶴林寺道を越えてもすぐに太龍寺道に臨むため、息をつく余裕がありません。また、前述の通り商店がない距離が45kmと、とんでもなく補給に苦労します。
計画性をもって臨まないと、リタイアすることにもなりかねません。休憩所と宿泊所は真剣に選定しましょう。
【オマケ】周辺の超おすすめスポット!
鶴林寺から…
・手前3.3km … 道の駅ひなの里かつうら
しつこいようですが、このスポットは最重要ポイントです。
準備を確実に!
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