46kmを想定していたのか。ビックリだ。グーグルマップを見て距離を算出しているのだが、面白いものでだいたい1割増しになる。この日は50.7kmの行程だった。
【三重県中勢部】津市~多気町の見どころ
2日目は鈴鹿市から津市に入り、松阪市を越えて多気町に入る。
この日はコースの印象よりも悪天候の印象が強すぎる。それほど難しい工程ではなかったと思うのだが、体力的にかなり削られた。
①津市エリア
津市は三重県の県庁所在地だ。そのイメージが先行していると、さぞかし栄えていると思うかもしれない。だが、四日市市などと比べるとかなり大人しい街だ。
桑名市からそうだが、ずーっと高低差がない道が続く。それは楽な点だ。
商店も、まだ大丈夫。補充に困ることはない。
この時点ではまだ天気が良かった。雲の一角が暗黒だったくらいだ。当たり前のように急変するのだが…。
②松阪市エリア
松阪市も、津市とあまり変わらない印象だ。名前がめっちゃ有名な都市なので、イメージ的には栄えていそうだが大人しい。
平坦で商店がそこそこある点も変わらない。イージーな地域と言えるだろう。
松阪市を走っている段階で、そこそこ雨に降られた。一過性のものだったので(スーパーめんどくさかったので)レインコートも着用しなかったが、冬季にウェアが濡れるのは非常にマズい。ふつうの人は、潔く雨具を着用するべきだ。
③多気町エリア
多気町にはいってからはガチでなにもない。謎の森や峠を越える必要が出てくるし、コンビニもレアくなる。いよいよ三重県の本領発揮だ。
松阪市にいる段階で補充は確実に行うべきだ。ここからは飲食物の確保が格段に難しくなる。
私は距離的に多気町での宿泊を選択した。松阪市で宿泊してしまうと、次の日の宿泊場所に困るからだ。距離的に尾鷲市に到達することが難しくなるし、尾鷲市より手前では宿泊場所を探すことが難しい。これ以降、宿の選定もかなり難しくなる。三重県縦断を目指す場合、南西部から宿を選定していくべきだ。(クレイジーランナー式で無計画で行くのも面白い。難易度が上がるし痛い目にも遭うが…。)
【まとめ】2日目は50.7km、極寒の吹雪にやられた
当たり前だが、年末年始は寒い。雪が降るともっと寒い。だからこそ雪の少ない地域を選定しているのだ。それでも雪が降ることはある。
苦境はスパイスだ。雪が降ったからこそ、私にとって三重県縦断チャレンジは思い出深い。忘れられないチャレンジとなったのだ。イージーなチャレンジなど、価値が感じられないだろう。これから挑戦していく課題のためにも、悪条件を楽しめるメンタルを培いたい。
ここまでの距離は109.5km。およそ半分程度は来ただろう。しかし、ここから難易度が急変することをクレイジーランナーはまだ知らない。
【見れるで!】YouTube動画のご紹介
北半球イチ過酷とは大きく出たものだ。ほとんどの日本人がコタツに入り煎餅やミカンを貪り食う中、クレイジーランナーは吹雪の峠に立ち向かう。そんな男が、一人くらいいてもいい。
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