『な、ななな、なんなんだこれは…‼』
私は衝撃を受けた。自分の生まれ育った場所に八十八ヶ所霊場があるなどと、夢にも思わなかったからだ。
【大偶然】クレイジーランナー、たまたま1番札所に行く
出会いは偶然出会った。君の名は。の瀧くんと三葉くらいの偶然具合だ。つまり必然だったのかもしれない。(謎)
四国八十八ヶ所霊場を2度も通し打ちで結願した私が、諏訪八十八ヶ所霊場に惹かれないわけがなかった。しかし、ここで一つの疑問が生じる。この画像を見てほしい。
【謎】諏訪八十八ヶ所霊場とは?
諏訪八十八ヶ所霊場の1番札所は”高森観音堂”だ。長野県の辺境の地である富士見町にある、桜の名所として有名な場所だ。ガチでたまたま通りかかって見つけた。
そこに、なぜ諏訪に八十八ヶ所霊場があるのか書いてあった。ある一人の男性が、大師様の教えを伝えるために頑張ったらしい。ちゃんと調べろや!と思われるかもしれないが、なんの情報もないのだ。YouTubeはもちろん、インターネット上に諏訪八十八ヶ所霊場の情報がほぼない。詳細を知るには、もう一度現地に赴くしかないだろう。(めんどくせぇ…)
①そもそも八十八ヶ所あるのか?
ある。(断言)
なぜかFC2ウィキにて、八十八ヶ所霊場の名前(〇〇寺)・住所・備考(ほぼ空欄)という、必要最低限の情報をまとめてくださっている方がいる。2012年の情報だが、変わるようなものでもないので信頼できるだろう。ただし、同じ寺名が重複して書かれていたりもする。本当のところは、現地で確認するより他ないかもしれない。
②どんな範囲に分布しているのか?
- 富士見町 15ヶ寺
- 茅野(ちの)市 25ヶ寺
- 原村 7ヶ寺
- 諏訪市 28ヶ寺
- 岡谷市 10ヶ寺
- 下諏訪町 4ヶ寺
ここで恐ろしいことが判明する。
③ランの通し打ちの難易度は?
まったくわからない。(迫真)
前述の通り、札所間を行ったり来たりするので総延長の想像がつかない。そこで私はある仮説を基に、ひとつの公式を作ることにした。名付けて”四国遍路係数”だ。
【実績値】四国八十八ヶ所霊場で走った距離:1102.3km
【理論値】四国を最短で回った場合の距離:724km
(1番霊山寺・24番最御崎寺・38番金剛福寺・43番名石寺・88番大窪寺の5ポイント)
【四国遍路係数】1102.3 ÷ 724 = 1.52
ここに一つの伝説的な係数が誕生した。八十八ヶ所の霊場を回る場合、アウトラインに存在する5箇所の霊場の距離だけを算出し、それに四国遍路係数1.52をかければだいたいの総延長がわかってしまうという画期的な指標だ!!
ぶっちゃけ5箇所というのがテキトーなので、このサンプル数を調整すればより精度の高い係数となるだろう。そのためには、諏訪八十八ヶ所霊場を巡りサンプルをとる必要がある。(めんどくせぇ…)
自分で作った公式を活用すれば…、
68.1km × 1.52 = 103.5km
ということになる。なんと、想像よりもそこそこ距離がある。フルマラソン程度の距離で済むかと思っていたが、そういうわけにはいかなそうだ。
【まとめ】諏訪八十八ヶ所通し打ちに挑戦するのか?
ぶっちゃけ乗り気ではなかったのだが、調べていくうちに興味が湧いてしまった。クレイジーランナーである私のことだ、たぶん挑戦してしまうに違いない。ただし、高い確率で区切り打ち(数日に分けてお参りすること)になるだろう。最近仕事が忙しいのだ。日本縦断のために銭を稼がなければならない。(切実)
【オマケ】伊那諏訪八十八ヶ所もある(迫真)
ここまで言及してこなかったが、実は伊那・諏訪八十八ヶ所霊場というものも存在する。これは、諏訪八十八ヶ所霊場とはまったくの別物なのだ。伊那・諏訪八十八ヶ所霊場の方が、明らかにインターネット上の情報が多い。近いうちに、こちらの情報もまとめるとしよう。(忘れなければ)
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