もう走れるようになった。健康焙煎そば茶も飲める。
【現状】治療から2日目の回復具合
水を抜いてから、およそ48時間が経過した。状況は想像していたよりはるかに良い。ほとんど痛みはなく、日常生活に関しては90%まで回復している。
運動能力に関しても、60%程度まで回復してきたのではないかと思う。現に12㎞だけではあるが、ゆっくり走ることができた。12㎞でも、一ヶ月走れば360㎞にはなる。
しかし、連続でどのくらい走れるのかという観点ではまだまだ厳しい。これからゆっくり、20㎞、30㎞と、走れる距離を緩やかに伸ばしていくことになるだろう。
久しぶりに大地と青空を感じることができた。お外って素晴らしい。
【治療】整形外科では、なにをしてもらえたのか
素晴らしく優しい整形外科の先生のおかげで、私は激痛から解放された。
そのロザン宇治原似の先生が私に対しどんな治療をしてくださったのか、今回は特別に公開しよう。
①超でっかい注射で、水をブチ抜く
これは第2回のブログでも書いたと思うが、子供が水遊びする用かと思うほどデカい注射器で水を抜いた。
『3…、2…、1…、はいッッ』
サンダーバードのカウントダウンのごとく、勢いよく注射針が膝に刺さる。エグイぐらい痛い。
『一本じゃ足りなかったねェ…。』
そう、1本では関節液を抜ききれなかったのだ。無情にも、2本目のクソでか注射器が用意された。サンダーバード2号だ。
『同じ穴から入れるからね…。』
そうか、1本目の穴が開いているじゃないか。よかった。すでに注射針が入ったわけだから、もう痛くないかもしれない。楽観的思考で私の頭は満たされていた。
『あいだだだだだだ!!!』
結果、とんでもなく痛かった。1本目の3倍くらい痛かった。(血涙)
2本目の半分くらいまで、私の関節液で満たされた。多少グロテスクではあるが、自分の中から毒物が摘出されたという一定の気持ちよさもあった。
この関節液の摘出の直後から、歩くのはずいぶん楽になった。分速1メートルから秒速1mくらいにはなっただろう。凄まじい進化だ。
②おクスリを注射する
デッカい注射器での抜水のあと、超ちっちゃい注射器で何かを注入してくれた。先生が何か説明してくれたのだが、抜水の痛みでよく聞いていなかった。おそらく、非ステロイド系消炎鎮痛剤だろう。つまり、痛みを和らげる効果のある処置をしていただいたというわけだ。
③飲み薬もくれた
痛み止めと、それが強いためお腹を保護する薬だ。つまり、痛みを和らげる効果のあるクスリを処方していただいたというわけだ。
ここで1つの疑問が生まれた。
私が痛風で激痛を味わえたのは、とにかく尿酸値が高くなってしまったからだ。なら低くすればいいじゃないか?と思われるかもしれないが、この疑問には明確な答えがある。
【疑問】なぜ尿酸値を下げる薬を飲まないのか?
尿酸値が高くなってしまった場合、痛風発作が起きる。それはわかりやすい流れだろう。
それと同様に、尿酸値が急激に下がった場合にも痛風発作が起きやすいのだ。血糖値が急激に下がったときに爆発的な食欲が生まれるように、人間の身体は急激な変化に弱い面がある。思いもよらぬ副次的な作用があるのだ。
よって、日本では痛風発作を起こしている患者に尿酸降下薬を使用することは基本的にない。
【悲報】そもそも、痛風は薬で治すものではない
つまり、私が病院でしてもらったことは2点。
- 水を抜く
- 痛み止めする(注射・飲み薬)
これだけなのだ。そう、根本治療に関する行為は何も行われていない。痛風の治療には、患者本人の意識改革・自己管理が必須である。
【次回予告】クレイジーランナーはなぜ痛風になったのか!?
患者本人が痛風を治療するために何をするべきなのか?それを説明するために、まずは私クレイジーランナーがなぜ痛風になったのかを精査してみよう。毎日摂取カロリーと消費カロリーを必ず記録する変態の私が、なぜ痛風などという不摂生の代表選手みたいな病気になってしまったのか。それには痛風の一般的イメージを覆す、意外な理由があったのだ。あなたもそれを知り、ぜひ注意していただきたい。
次回の更新を待たれよ!!
コメント