25日間の歩き遍路通し打ち経験(2021年6月)を基に、歩き遍路難易度をご紹介します。
【歩き遍路難易度】第1番札所・霊山寺(発心の場所)
霊山寺のご紹介
お遍路のスタートはこの霊山寺からスタートする方が多いでしょう。長い旅が始まります。
”事始め祈願”として知られる霊山寺。お遍路に臨むすべての方が、特別な想いを持って門前に立ちます。
今回は、88番大窪寺から1番霊山寺まで、御礼参りで打ち戻るルートの難易度を考えます。
霊山寺の到達難易度
距離…B(けっこう遠い)
高低差…F(けっこう楽ちん)
休憩所…B(ほとんど無い)
総合難易度…C(ふつうに厳しい、注意が必要)
【難易度評価】A(難しい)>>>D(普通)>>>G(かんたん)
パワプロ方式の7段階評価です。
それぞれ考察していきましょう。↓↓↓
- 10番切幡寺経由…40.5km
- 大坂峠経由…約39km
(大坂峠ルートはまったく違う方向を往くルートですが、目的地が一緒なので高低差についてはそれほど差はないでしょう。海側を歩くので、景色を楽しめそうです。)
今回は、私も通った切幡寺経由ルートについて解説します。こちらの方がやや一般的なルートのようです。
大窪寺から切幡寺までの18.4kmは山間部ではありますが、きれいな舗装道路がほとんどです。
切幡寺から霊山寺までの22.1kmは、お遍路初日に通った道を打ち戻ります。知っている道とはいえそこそこ距離があります。侮らずに往きましょう。
大窪寺から霊山寺までのルートは、やや難しいと言えるでしょう。シンプルに距離がそこそこある上に、水分食料の補充が期待できない区間が長いのがその理由です。
さらにこの道を行く人は、お遍路のダメージが蓄積している人がほとんどでしょう。(私もとんでもなく苦労しました…)
しかし、切幡寺を越えて見覚えのある景色が視界に入ってくるのは、言葉にできない感動があります。お遍路をスタートした自分の”初心”を想い出すことでしょう。
【当日のご様子】
【弾丸歩き遍路】25日目・屋島から結願へ…自分らしく四国遍路に別れを告げる(88番大窪寺)【1165.4km】
- 550m 船本うどん 大麻店
- 800m 道の駅 第九の里
- 800m ドイツ館
- 1.4km 大麻比古神社
結願翌日に、高速バスを待ちながら鳴門市を堪能させていただきました。
まず、鳴門市は”なるちゅるうどん”が名物であります。ぜひいただいてみてください。讃岐うどんとは違った良さがあると評判です。
そして道の駅第九の里と、その隣にあるドイツ館。ここも超絶おすすめです。
第九の里ではジェラートをいただきました。うん、めっちゃうまい。
海外文化に興味ある方はドイツ館で感動必至です。ぜひ鳴門市に響いたオーケストラのストーリーをご体感ください。
最後に大麻比古神社をご紹介。こちらはお遍路をスタートする前にお参りする方も多いでしょう。私もスタート前日と、結願翌日にお参りさせていただきました。とても美しい神社です。
【結願翌日のご様子】
【弾丸歩き遍路】26日目・四国とグッバイしつつ鳴門市を満喫する【犬走ニュース】#shorts
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