25日間の歩き遍路通し打ち経験(2021年6月)を基に、歩き遍路難易度をご紹介します。
【歩き遍路難易度】第36番札所・青龍寺(竜の渡し船)
青龍寺のご紹介
浦ノ内湾を400mほど船で渡った、横浪半島の突端にある36番札所青龍寺(しょうりゅうじ)。
かつて弘法大師様もこちらを渡し船で渡って遍路し、その渡し船は”竜の渡し”と呼ばれていました。
常に水音がする、大変美しいお寺さんです。
(せいりゅうじじゃないんやで、しょうりゅうじやで!)
そうそう、もちろん(?)自分の脚でも往けるで。
青龍寺の到達難易度
距離…D(距離以上に長い気がする)
高低差…C(塚地峠は選択できる)
休憩所…D(補給できるところはあるけど限定的)
総合難易度…D(まぁ標準的に苦労する)
【難易度評価】A(難しい)>>>D(普通)>>>G(かんたん)
パワプロ方式の7段階評価です。
それぞれ考察していきましょう。↓↓↓
①距離…D(距離以上に長い気がする)
35番札所清瀧寺から36番札所青龍寺までの距離は13.9kmです。
私は3時間45分かかっています。
『なんでこんなにかかってるんや!』って思ったんすけど、ほぼほぼ塚地峠のせいですね。(後述)
②高低差…C(塚地峠は選択できる)
塚地峠はオプションです。車道沿いの道を往けば、涼しそうなトンネルを往けるし、距離も500m短くなりますので、塚地峠越えるよりかはずっと楽だと思います。
当日の私が、塚地峠は車道に対し30分増しであると言い張っているので、たぶんそうなんでしょう!
※次に遍路するときには車道を往ってみますね。
③休憩所…D(補給できるところはあるけど限定的)
青龍寺のある横浪半島に渡る前に”宇佐の街”があるんですけど、そこが漁港でけっこう賑わっています。釣り人がめっちゃいました。
なので、コンビニを含む商店がけっこうあります。ここを逃すと厳しいんで補給チャンスは逃さないようにしましょう。
宇佐は看板に”USA”って書いてあるで。(アメリカかな?)
④総合難易度…D(まぁ標準的に苦労する)
普通に往っても楽な道ではないと思います。標準的な難易度です。
塚地峠を往くと、ちょっとしたスパイスがかかります。ココイチのカレーで言うと”3辛”くらいです。
【まとめ】大事なのは青龍寺よりあとですから
【当日のご様子】
【弾丸歩き遍路】9日目・クレイジーランナー、横浪半島をのんびり往く(大嘘)(36番青龍寺)【1200km】
この道を往く頃には、”青龍寺以降をどう遍路するのか”を決定しておく必要があります。それはちょっと難しさがありますので、ぜひ次の札所”37番札所岩屋寺”へのルートを書いた記事もご参照ください。(誘導)
【オマケ】周辺の超おすすめスポット!
青龍寺から…
・手前6.5km … 塚地峠登り口休憩所
・手前2.7km … 宇佐大橋
・手前 800m … 竜の浜(ドラゴンビーチ)
塚地峠から青龍寺まではまだ、そこそこ距離がありますね。体力的に厳しい人は回避しましょう。
宇佐大橋の前で補給!これが一番大事です。(特に、横浪半島を突っ切る勇者な方)
竜の浜はカップルが超いっぱいいたんでソッコー通り抜けました。(悲しみ)
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