25日間の歩き遍路通し打ち経験(2021年6月)を基に、歩き遍路難易度をご紹介します。
【歩き遍路難易度】第80番札所・国分寺(讃岐国分寺)
国分寺のご紹介
80番札所国分寺は、四国最古の鐘があることで有名です。
この鐘、江戸時代に高松城の鐘にしようと運搬されたことがあったそうです。
しかし城下に疫病が蔓延したうえ、藩主の枕元で国分寺に帰りたいと毎晩泣いたと伝わります。
結果的に鐘は国分寺に戻ることに成功し、疫病も治まりましたとさ。
めでたしめでたし!
弁財天が祀られていることでも有名です。美人になれます。
国分寺の到達難易度
距離…E(ある程度、近い)
高低差…C(軽く峠を越える必要がある)
休憩所…D(天皇寺を出てしばらくはある)
総合難易度…D(野犬が怖すぎる)
【難易度評価】A(難しい)>>>D(普通)>>>G(かんたん)
パワプロ方式の7段階評価です。
それぞれ考察していきましょう。↓↓↓
お遍路の難易度としては、ごくごく標準的な区間でしょう。
むしろ、距離が短いのでどちらかというと簡単な部類に入ると言えます。
高松市へ抜ける峠だけ注意が必要です。時間帯に注意し、野犬を含む野生動物には注意しましょう。(注意という単語の乱用)
【弾丸歩き遍路】24日目・満身創痍クレイジーランナー、結願を目前に燃え尽きる(83番一宮寺)【1200km】
私のように、お金・時間・常識がないクレイジーな人でなければ、ムリな日程を組むべきではありません。
四国は雄大な自然を有しています。それ自体は素晴らしいことです。
その自然の中に入る私たちは、その自然の中に生きる者たちへ敬意と注意を払う必要があります。
私のように野生動物に出会ってしまうのは、その行動に問題があるからです。
明るい時間に峠を通っていれば、野犬と遭遇する危険性は下げることができたでしょう。
これは私の反省材料ですね。
※横峰寺や大窪寺付近では、日中に野犬と遭遇しています。決して明るい時間帯に出会わないわけではないので、やはり注意は必要です。
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