人間はなぜ生きるのか?私はそのことに、たいした意味はないと思っている。人生に意味がないことと、真剣に生きることは全く無関係だ。
自分の墓場に手紙を送るということ
このYouTube動画シリーズ『墓場に手紙』を観てくださった方、ありがとうございます。
ここまで観てくださったあなたに、一つご提案したい。
なぜこんなことを勧めるのか?それは、私が死をとても近くに感じているからです。それは自身の持病があるからかもしれないし、かつて大切な人を失ったからかもしれない。ですが、事実として死は身近なものであるんです。多くの人は意識をしていないわけですが。
死を意識することは、私にとって決してネガティブなことではない。真剣に生きるための決意表明なのです。あなたも自分の人生をどう生きるか、宣言してみませんか?
手紙を書くコツ
自分の墓場に手紙を書くには、ちょっとしたコツがあります。例をご紹介しましょう。
ちなみに…、
①自分は何が好きなのか?
言い換えるなら『何に依存しているか』とも言えるでしょう。
- 家族
- 恋人
- 仕事
- 趣味
いろいろあると思います。模範解答などありません。あなたが選んだものが100%正解です。
私の場合は『自分』です。他者に依存しても幸せにはなれない。そう強く意識しているからです。
②自分は何を実現したいのか?
これも模範解答などありません。あなたが成し遂げたいこと、欲しいものが答えです。
- 幸せな家庭
- 裕福な生活
- 社長になる
いろいろあるでしょう。私の場合は『毎日幸せに生きること』です。これを実現していないと、もし自身の子供が人生に迷った時に言えないんですよ。
- 自分の脚のみで日本を縦断すること(52日以内で)
- 自分の脚のみでカナダを横断すること
この2つを実現したい。理由が気になる人は、記事の最後にあるお遍路動画をご覧ください。ちゃんと理由を説明しています。
③自分は何を選択するのか?
人間の時間は有限です。欲しいモノをすべて手に入れられるとは限らないでしょう。なので、優先順位をつける必要があります。
- 家より先に車を買いたい
- 結婚する前に遊びたい
- 仕事より趣味をがんばりたい
世の中のすべてはトレードオフです。すべてを手に入れることはできない。選択する必要があります。
私の場合は日本縦断を最優先にし、それが終わったらカナダ横断です。他に欲しいものは何もないので、優先順位はその2つだけです。
【重要】自分を知るために、意識を言語化する
ここまでやったように、自分の意識や趣味嗜好を言語化することは重要です。これをやらないで生きるということは、地図もなしに知らない街を歩くようなものです。適当に旅をするにはいいかもしれませんが、明確に欲しいモノがある場合は、目的地を明確にして最短距離をとる必要があります。
【奥義】わからないのなら、行動する
- 自分が何が好きなのかわからない
- 自分の欲しいものがわからない
- そもそも人生に対して欲求がない
という人は、けっこう多いです。サラリーマン時代の新入社員の子の多くはこんな感じの意見でした。このような状態の人に『私は、なにをしたらいいと思いますか?』と、数えきれないほど聞かれてきました。
答えは出せません。なぜなら、自分の心の声を聴けていないから。そもそも、心が声を上げることなく生きてきたのかもしれません。
自分の進むべき道がわからないのなら、行動する癖をつけるべきです。少しでも興味があるものがあったら、片っ端から試すんです。その行動の中で、自分の大切なものが見つかるかもしれない。
その勇気がわかないのであれば、もうできることはありません。生涯、誰かの命令に従い、人の顔色をうかがいながら生きていくことになるでしょう。それでもいいと思えるならそれでいい。イヤなら、今すぐ主体的に生きる覚悟をしましょう。この人生の主人公が世界でただ一人、自分だっていう認識をする必要があります。自分の人生という物語の主人公のキャラ設定は、あなたが自由にしていいんです。
【次回予告】さあ、次の挑戦に向かおう
あなたの次の目的地は、どこですか?その挑戦を、私は心から応援しています。例えあなたが世界一無謀なチャレンジャーだとしても、私は少しも迷わず言います。
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