山梨県横断チャレンジ最終日。リタイア寸前の満身創痍であったが、旅の終わりには広大な相模湖が広がっていた。
【山梨東部】笛吹市~相模湖の見どころ
山梨県のラスト、神奈川県相模原市に続くルートはどんな道だったのか?3つの区間にわけて見ていこう。
①笛吹市・甲州市エリア
山梨市を出発してすぐに笛吹市に入る。そして間もなく甲州市に突入するのだが、大きな幹線道路にいないとほとんどが住宅地で商店がない。補充やトイレに苦労することだろう。
とはいえ、国道20号線に乗っていれば定期的にコンビニがあるので大丈夫。ただ、国道20号線を走り続けるのが難しいという問題はある。道が狭いことはないのだが、歩道がない箇所が異常に多いのだ。こんなところを人力で通行しようとするのはクレイジーランナーくらいだと思われるので、歩道を設置しないという判断は正解と言えるかもしれない。
②笹子エリア(大地獄)
地獄地獄の大地獄、新笹子トンネルのお出ましである。
旧大和村を越えると、道の駅甲斐大和が見えてくる。この道の駅のすぐわきから、悪魔のトンネルの入り口が見えるのだ。
全長およそ3km。その長さに加え、このトンネルには歩道がない。細い路側帯があるだけだ。当たり前だが、人間の通行は禁止されていない。当然だ。ここを人間通行止めにしてしまうと、徒歩での通行は旧笹子峠を越えるしかなくなる。
デカいトラックさんが通る際には、反対車線に逃げるか壁にくっついてやり直すしかない。シンプルに地獄だ。できれば2度と通りたくない。
③大月市・上野原市エリア
命からがら新笹子トンネルを越えると、すぐに大月市に出る。
JRの終点になることもあるため、目にすることも多いんじゃなかろうか。そのため、大月市が立派な都市である印象を持っている人も多いのではないだろうか。私も、長野県の松本市くらいはあるんじゃないか?と考えていた。
しかし、2020年当時は宿泊場所を探すのに苦労するくらいの栄え具合だった。日中なら買い物などに困らないかもしれないが、意外なほど商店がある地域は限定されている。補充のチャンスは逃さないようにしたい。
それは、上野原市に入ってからも変わらない。山梨県は商店が少ない地域が非常に多いため注意が必要だ。
さらに、大月市街地以降は道が狭い箇所が多い。ぶっちゃけ、この地域も走るのがかなりしんどい区間だ。
数々の苦労を乗り越えると相模湖が見えてくる。長い旅の終わりだ。
【まとめ】3日目は53km、最後にやる気を出した
休日出勤の影響で初日から調子が上がらず、2日目は一週間前の静岡県横断の疲労から走れなくなってしまった。しかし3日目には息を吹き返し、なんとか山梨県横断に成功した。
しかし、この挑戦の最中から思っていた。
【見れるで!】YouTube動画のご紹介
これは2回目に山梨県を横断したときの動画だ。1回目の動画もあるにはあるのだが、古すぎてあんまり面白くない。(白目)こちらを観ていただいた方がお楽しみいただけると思う。
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