不思議だ。なんにも無かったはずの3日目の朝を、なによりも鮮明に覚えている。由比ヶ浜の朝焼けは美しく、そして極寒だった。
【静岡東部】由比ヶ浜~三島市の見どころ
3日目の見どころはほぼない。ただただ幹線道路をフルマラソン程度の距離を走る1日だった。とはいえ、いくつか真珠のような見どころが少なからずある。3つしかないが、それでも鮮明に覚えている見どころだ。
①由比ヶ浜エリア
ホテルを出てから、すぐに海岸線から高台に登った。少し高い位置を走って進んでいった。そのときに見えたのが由比ヶ浜からの朝焼けだった。
高速道路のパーキングエリアから、朝焼けを見る人たちがたくさんいたのを覚えている。正月なのにいちいち早起きしている人へのご褒美だ。
②富士市エリア
ここがマジでなんにもない。すごく退屈な道だった。意外と商店もないので、買い物とトイレに困る区間でもある。
ここでよく覚えているのは、道の駅富士の『桜えびしらす茶漬け』だ。うまい、うますぎる。静岡で食べたもので一番うまかったものは、うな丼ではなく茶漬けだった。
③沼津市・三島市エリア
沼津市に一瞬入り、すぐに三島市に入った。早めに宿に着き、三嶋大社にお参りできたのは最高だった。
このとき三嶋大社に訪れたのは2回目であった。実は3年前の10月に訪れていた。横浜で行われた野球の日本シリーズを観戦したあとに訪れていたのだ。神頼みは天に通じず、我がチームは日本シリーズに敗退した。生きているうちに、日本シリーズ制覇を体験してみたいものだ。
【まとめ】3日目は、三島市に宿泊する必要があった
3日目は42㎞。初日の61㎞・2日目の67㎞の距離と比べればずいぶん短い距離だ。身体の負担としては少なかっただろう。早めに宿に着き、三嶋大社にも参拝することができた。
しかし、体力的に余裕がなかったのは確かだ。三島市街地は意外と商店が少ない。買い物するために歩き回ったのだが、もう脚は限界だった。ちんたら歩きながら、スーパーで魔王の鎧のパーツを買い集めたのを覚えている。(魔王の鎧:極寒の箱根峠対策の伝説の装備)
電子レンジでうな丼を温める余裕すらなかった。冷たい状態でうな丼をかき込んだ。そこまでしても、翌日・最終日の出だしでとんでもないミスをすることになる。
YouTube動画のご紹介
今となっては懐かしい動画。編集技術もランニングパワーも地獄だが、生暖かく見守っていただきたい。誰でもレベル1の時期はあるのだ。(いまが高レベルとは言っていない)
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