エイズは不治の病ではなくなりつつある。しかし、願わくば絶対になりたくない病気だ。ならば、感染しない方法を真剣に考えておきたい。
今回も長野県保健福祉課発行のパンフレットを参考にデータを提示させていただく。
【感染】HIVウィルスの感染経路とは
- 性行為による感染
- 血液による感染(注射器の打ち回しなど)
- 母子感染
主にこの3つ。我々が注意すべきはセックスによる感染だ。血液感染と母子感染の割合は極めて少ない。HIVに感染する原因のほとんどは性交渉となる。
【対策】HIV感染を防ぐためのアクションプラン
検査ノススメチェック!(パンフレットのまんま)
~1つでもチェックがついたら、検査を受けましょう!~
- コンドームを使わないセックス(性交や口を使った性行為)をしたことがある。
- コンドームは、性行為の途中からしか使わない。
- パートナーは、以前に別の人とつきあっていた(かも知れない)。
- 自分は、以前に別の人とつきあっていた。
- セックスの後、気になる症状があったが、放ってある。
- 感染したかも知れないという心当たりがある。
あなたはこのチェックリストを見て、どう感じるだろうか。
と感じたかもしれない。このリストに含まれない人は、完全に清らかな人であろう。
だが、このチェックリストは恐ろしく正しい。『確率は低いけど誰もがなっている可能性がある病気』これがエイズだ。
しかしHIV感染率は、誰しも共通の確率ではない。個々の行動によってさらに感染確率を落とすことができる。では、その行動とは?
①NO SEX(セックスしない)
まさに最強の方法。肉欲を断つことに成功したならば、HIV感染率はほぼ確実にゼロになると言っていいだろう。
しかしこの作戦には落とし穴がある。うっかり世界中の人たちが全員この方法を実行してしまうと、人類が絶滅してしまうのだ!
冗談はさておき、この方法は『あ、この人やべぇかもしんない』的な人物と性的な関係を持たないという意味合いで言われている。
②SAFE SEX(安全なセックス)
HIV検査を受けた者同士が、どちらも浮気せずにするセックスなら安全だ。要するに、裸足で革靴を履きながら『不倫は文化だ!』なんて言っている場合ではないということだ。
ジュンイチを個人攻撃しても仕方がない。例えば結婚前に二人で検査を受けたりするのは良いかもしれない。母子感染の可能性もつぶせる。
③SAFER SEX(より安全なセックス)
これがイチバン現実的な方法だ。コンドームを着用するとHIVに感染する可能性が極端に落ちる。
日本人の避妊方法はコンドームによるものが大きいが、諸外国と比較してピルの普及が遅れていることもHIVの感染拡大防止に一役買ったのかもしれない。
口でぺろぺろしたりするのでも普通にHIVは感染する。性癖は人それぞれだと思うが、そのあたりも承知して試合に臨むべきだ。
【奥義】いつか必ず感染すると思い込む
感染率を下げる方法を紹介してきたが、正直難しいかもしれない。なぜならセックスという行為そのものがセンシティブな面を持ち合わせており、行為の内容についてはっきり断れないこともあるだろう。
よって、『自分はいつか絶対にHIVに感染する』と思い込むことをオススメする。そうすれば定期的に検査を受けるようになるだろう。私もおっさんになってから初めて検査を受けたが、これからは定期的に検査を受けようと思う。自分のためでもあるし、自分の大切な人のためでもある。
【まとめ】とにもかくにも早期発見が最重要
ここまで、HIVに関する記事を読んでいただきありがとうございました!保健所に検査に行くのはちょっと面倒かもしれませんが、もしHIV感染に気付かずエイズを発症してしまったら?後悔しても遅いんです。
何度も言いまくっていますが、エイズを発症する前にHIV感染に気付くことがとても重要です。元気に人生を生き抜く可能性を高めるためにも、ぜひ検査に行きましょう!!
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