静岡県横断マラソン・山梨県横断マラソンから半年。私は新潟県の県境、妙高高原駅(ギリ新潟)にいた。とうとう、生まれ育った長野県を走って縦断する時がきた。
【故郷】知っている土地を走るということ
これまでの静岡県や山梨県とは少し勝手が違う。それは、走る道を事前にしっているということだった。
私は走る前にコースを予習しないことが多い。その方が難易度が高くなって面白いからだ。そういう点で生まれ育った土地を走る長野県縦断は、私にとって有利な点が多かったといえよう。このとき走った道のほとんどは、車で走った経験のある道だからだ。
【課題】長野県を走って横断するための障壁
47都道府県の中で4番目に面積がデカい。さらに、山の数(159座)に関しては日本で一番多い。
(国土地理院『日本の主な山岳』より)
そんな長野県を走り切る課題とは?
①距離は長めの260kmオーバー
手元の集計では264.3kmだった。
私は完全縦断にこだわっているため、スタートを新潟県・ゴールを愛知県に設定している。シンプルな長野県縦断の距離は250kmほどになるだろう。静岡県より50kmほど長い。長野県はとにかくデカいし長い。
②何度も峠を越えるため、高低差はけっこうある
山の数が多いことはお伝えした通りだが、車道を進むにしても峠を何度も越える。そのため、累積標高差はかなりのものになるだろう。
長野県は標高の高いイメージがあるかもしれないが、地域差が非常に激しい。標高1000メートルを越える地域もあれば、500メートルぱかししかない地域も多い。そんな標高差を吸収するように走っていくので、当然負担は大きくなる。ダムがある高所を走り抜けるのもしばしばある。
③特に高所は商店が過疎る
コンビニガチ過疎り区間は、信州新町から安曇野市まで。実に33kmコンビニがない。私はこの区間でハンガーノックに陥り、その日はマトモに走れなくなってしまった。知識がある土地で低血糖状態になるとは、まさに経験不足と言えましょうぞ。
それ以外にも、商店が少ない区間はちょくちょくある。特に飯田市を過ぎた後の県境地帯なんかは何もない。食堂がポツンとあったりするので、利用させていただくのもアリだ。
【まとめ】長野県はとにかく縦に長い
長野県縦断チャレンジの危険度
距離 ★★★★
高低差 ★★★★
商店 ★★★
おやき ★★★★★
都道府県の中では、そこそこ距離がある部類だろう。高低差★4は過大評価かも知れないが、普通の道でこれほどアップダウンがある都道府県も珍しいのではないだろうか。下手したら★5あるかもしれない。
【見れるで!】YouTube動画のご紹介
今回のブログの内容はすべてこちらの動画に詰まっている。YouTube挑戦初期の動画です故、編集が稚拙なのにはご容赦いただきたい。こんなんじゃ物足りねぇという場合は、直近の動画(山梨県横断24時とかお遍路とか)を観ていただければより楽しんでいただけると思う。
逆に言えば、誰でもレベル1の期間はあるのだ。知識ゼロから未知の領域へ飛び込んだ自分にGOODボタンを押してやりたい。(秘技・自分褒め)
コメント