【勝ち取れ!】目標を達成する技術(3)自分に行動を起こさせる

【成果!】目標を達成する技術

”クレイジーランナー”とはいったい何者なのか?(自己紹介)

自分の脚のはずなのに、動いてくれないことはよくある。人間は、自分の身体すら満足にコントロールできない生き物だ。

【前説】目標を達成するためにどんな”技術”が必要なのか?
こんにちは!クレイジーランナーです。前回に引き続き、目標を達成する技術をお送りします。
今回は目標に向けて自分に行動を起こさせるテクニックです。
『目標を立てたのに全然始められねぇ!』といった経験はありませんか?あれほど情熱的に達成してやると意気込んでいたのに、あなたはいとも簡単に誘惑に負けてしまいます。
それはあなたの意志が弱いからでしょうか?いいえ、誰でもそうです。人間はそもそも課題から逃げ出すように作られています。
『じゃぁ目標達成できねぇじゃねぇか!!』そう思うには早いですよ。自分に行動を開始させるテクニックは確実に存在します
もし初回の”目標の突き詰め方”(これリンク)を読んでいない方は、そちらから順番に読んでいただけるとより理解が深まりそうです。が、この記事から読んでいただいてもぜんぜんOKです。
先にお伝えしておきますが、この記事は心理学のテクニックを基にしています。それに私の経験を織り交ぜて、”目標を達成する技術”を誰よりもわかりやすく丁寧にお伝えします。
目標達成できる人と、目標達成できない人の差ってなんでしょうか。
性格?才能?努力?
ここではあえて”違う”と断言しておきます。目標を達成できる人は、目標を達成するためのテクニックを理解して活用しているのです。
ズルくないですか?そんな方法あるなら教えてくれよ!!
では私と一緒に学び、目標を達成できる人物に自分をアップデートしましょう。
自分に行動を起こさせるためのお品書き
  • 計画をスタートできない人たち
  • 時間を限界まで使ってしまう習性
  • 人が課題から逃げ出す理由
  • 計画の”締め切り”のカラクリ(ヒント:1つだから✖)
  • 進捗管理のための締め切り
  • 【重要】スタートの締め切りを作れ
  • 自分を目標に向かわせるテクニック(ヒント:小さく少ないほど〇)
  • 【超重要】タスクを消し去る2つのテクニック
  • 【奥義】クレイジータスクキル
  • まとめ:目標をクリアにして常に締め切りを見つめる
  • オマケ:お遍路で”本当に欲しかったモノ”

 

計画をスタートできない人たち
夏休みの宿題を最後まで大事にとっておく人がいます。明らかに時間が足りなくなった最終日の夜、涙目で机に向かうのです。これ、私ですね。
自分がとんでもなく苦労することは、子供でも想像すればわかるはずです。もっと計画的に、夏休みの序盤から宿題に着手していれば痛い目を見ないということは、大人になった今ならよく理解することができます。
実はこの文章の中に、”なぜ人は計画をスタートできないのか”という答えが隠されています
どの部分かわかったあなたは鋭いです。さては夏休みの宿題を溜めなかったタイプですね。
では、人が計画をスタートできない理由から再確認していき、そのあと解決のテクニックを見ていきましょう。
時間を限界まで使ってしまう習性
人は課題に対して、与えられた時間を”最大限使ってしまう”習性があります。
同じ仕事を、納期1週間で受けたAさんと、納期3週間で受けたBさんがいたとします。この2人、結果が大して変わらないことが多いです。出来上がった成果物は同程度のクオリティで、揃って『時間が足りなかった…』『もう少し時間があればもっと品質を上げられたのに…』と言います。大事なのは、AさんもBさんも、本気でそう思っているということです。
2人はたまたまだらしない性格だったのでしょうか?違います。
これは人間の”習性”です。『自分が時間ギリギリまで頑張れないのはだらしないからじゃない、人間だからだ』そう思っていると非常に楽です。
あ、解決策はあるので安心してくださいね。
人が課題から逃げ出す理由
鋼のような強靭な意思で机に向かったあなた。課題に取り組むんですね!素晴らしいです。
『ぴこりっっ』(悪魔の音)
お、LINEだぁ。返信しないとな。なになに、飲み会かぁ。え、曽根奈津子ちゃん来るのマジで!?ぜってぇ行くわ。っていうかタイムラインたまりすぎでしょ。ちょっと見るかぁ。え、ケンジのやつ今日富士急行ってんのかよいいなぁ!って奈津子ちゃんと一緒やん!!萎えたわ…
あなたの課題は、締め切り寸前まで封印されることになりました。でも、仕方ないんです。
これも人間の”習性”です。課題に取り組むといった”心理的負荷”がかかったときに、人は”逃避行動”をとりやすくなります。楽しいことや、もっと負荷の少ない単純作業に没頭しがちです。
『宿題やろうとしたら大掃除始まっちゃって子供の頃のアルバム見ちゃってもう夜だわ』
『会議の資料作らなきゃいけないけどついつい急ぎじゃない在庫整理しちゃった』
これらはわかりやすい逃避行動であり、少なからず誰もが経験しているでしょう。
自分を責めてはいけません。ケンジも奈津子も悪くありません。習性を理解したうえで、そうならないためのテクニックをゲットしていきましょう。
計画の”締め切り”のカラクリ(ヒント:1つだから✖)
夏休みの宿題をギリギリまでスタートできないのも、仕事の課題を与えられた時間いっぱい使ってしまうのも、”締め切りが1つだから”です。自分を動かすには”複数の締め切り”が必要です。
進捗管理のための締め切り
計画の進捗状況(どこまで進んだのか)を判断するための、中間目標を適切な間隔で設けましょう。半年のプロジェクトであれば、一ヶ月ごと5つの中間目標を作ってもいいですし、もっと細かく半月ごとでもいいでしょう。
中間目標をもって定期的に進捗を評価することは、計画の遅れを致命的になる前に察知したり、より近いところに目標を持てるので効果的です。計画を構築する段階でもお話ししましたが、人は遠くの目標より目先のことに囚われやすいです。ならば、より目先に近いところに目標を持ってきて、視界から外れなくしてやりましょう。
【重要】スタートの締め切りを作れ
本当に重要なのはこちらです。いつまでにスタートするかを決めます。
夏休みの序盤から宿題に着手していれば痛い目を見ないということは、大人になった今ならよく理解することができます。最初にそう言いました。
計画をスタートできないのは、”夏休みの序盤”がいつかを数字で決めていないからです。
夏休み初日に着手するんですか?3日遊びまくって、4日目から着手するんですか?
どちらでも素晴らしいです。たったこれだけで、『いつかやろう』としか考えてない人とは雲泥の差があります。
人は、期日までにじゅうぶんな期間があれば目標達成できると思いがちですが、これは大きな勘違いです。スタートする期限を設けて、確実にスタートを切りましょう。『いつか』はもう、一生禁止です
自分を目標に向かわせるテクニック(ヒント:小さく少ないほど〇)
今度は、”逃避行動”を防ぐ方法を考えましょう。
人は、自分の周りにあるタスクの量にけっこう無頓着です。『社会人たるもの、忙しいのが当たり前だ!』そう思うのは自由ですが、現実には自分も周囲も楽にさせてあげないと、仕事などでは絶対に成果は出ません。出たとしても一時的なものですと断言します。
そう、逃避行動の多くは”選択肢を持っているから”起こるものです。
【超重要】タスクを消し去る2つのテクニック
タスクを減らせば逃避行動を減らせ、行動を阻害されることなく目標に向かえそうです。
では、タスクはどのように減らせばいいのでしょうか。
①タスクを優先的に終える
他のタスクがあって行動を開始できないのであれば、先にそのタスクを片付けてしまいましょう。部屋の掃除を始めてしまう逃避行動は、『自分に必要な行動をしているんだ』という意識になるため、罪悪感が少なくタチが悪いです。そういう人は、掃除を徹底的に終えてから課題に向き合うべきです。
②【超重要】タスクを排除する
上の方法よりこちらの方が7億倍重要です。そもそもそのタスクを持つ必要があるのか考えてください。
私は今まで、本当の意味で忙しい人を見たことがありません。忙しいという人は見てきました。が、その誰もがゲームをやったりテレビを観ていたり飲み会に行っていました。
そりゃ忙しいでしょうね。
遊びだけではありません。会社で重要なプロジェクトを任されているのにも関わらず、他部署から押し付けられたどうでもいい仕事を断れなかったりします。
飲み会を断れずにランニングできなかったどころか、美味いものを食べてまたブクブク太ってしまいます。
あれ、全部過去の私のことですね。
【奥義】クレイジータスクキル
この段落は劇薬です。マネできる人だけマネしてください。
①スマホの通知をゼロにする
LINEやSNSの通知は全部切りましょう。いともたやすく集中力を分断するからです。もし緊急の時は電話がかかってくるから大丈夫です。これらを開くタイミングを、『通知が来たから』じゃなく『自分がみたいとき』に変えましょう。
②スマホアプリを削除しまくる
いま実際に数えましたが、私のiPhoneのアプリは36個です。気分的には10個くらいまで減らしたいですが、仕事に使うものもあるので30個が限界でしょう。スマホアプリ1つ1つがあなたの時間を狙っています。夢をかなえますか?ゲームしますか?
私はたまにウマ娘はやります(小声)
③飲み会や結婚式は全部断る
これはガチです。もう3年くらいっていません。
ここまでやると変人扱いされるかもしれませんが、変人扱いされてもいいから夢を叶えたいと思う人はやってみてもいいでしょう。
【まとめ】目標をクリアにして常に締め切りを見つめる
人に努力をやめさせる理由がたくさんあることは述べた通りですが、集中させるテクニックもあるのが事実です。どこまで自分がストイックになれるかはあなた次第ですが、本当に達成したい目標があるなら、それが難しければ難しいほど常人離れした覚悟が必要なのは事実です。
とにかく重要なのは視界をクリアに保つことです。余計なモノが目に入らないように自分で制限しましょう。
そして視界に入れるべきは、目標と締め切り。それだけです。
次回4回目は”計画に周囲を巻き込む”です。より目標達成に近付くテクニックを手に入れましょう。
【オマケ】お遍路で”本当に欲しかったモノ”

【弾丸歩き遍路】11日目・黒潮町から足摺岬(74.0km)へ到達する方法(38番金剛福寺)【1200km】

私は四国お遍路に旅立つ際、いろいろな思いがありました。

『納経帳に88箇所全部で納経したいなぁ』

『香川では絶対うどん食べたいなぁ』

『愛媛ではみかん食べたいなぁ』

『1回でいいからお寺の宿坊に宿泊したいなぁ』

この中で叶ったものはいくつだと思いますか?答えは『ゼロ』です。

正確には、出発前にすべて『叶わなくていい』そう心に決めました。

なぜなら、私の”本当にほしいモノ”は、『自らの脚で四国お遍路を結願する』これだけだったからです。

他のタスクをすべて捨て去れたからこそ、私は目標を達成できたのだと思います。

さぁ、つまらない荷物はぜんぶ捨てて、”本当に欲しいモノ”をゲットしに行きましょう。

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