【勝ち取れ!】ランニングで目標を達成する技術(1)目標を突き詰める

【成果!】目標を達成する技術

”クレイジーランナー”とはいったい何者なのか?(自己紹介)

走っている瞬間は自由だ。目的も自由。走る理由もペースも、自分で決めていい。

【前説】目標を達成するためにどんな”技術”が必要なのか?
こんにちは!クレイジーランナーです。
先にお伝えしておきますが、この記事は心理学のテクニックを基にしています。それに私の経験を織り交ぜて、”目標を達成する技術”を誰よりもわかりやすく丁寧にお伝えします。
目標達成できる人と、目標達成できない人の差ってなんでしょうか。
性格?才能?努力?
ここではあえて”違う”と断言しておきます。目標を達成できる人は、目標を達成するためのテクニックを理解して活用しているのです。
ズルくないですか?そんな方法あるなら教えてくれよ!!
では私と一緒に学び、目標を達成できる人物に自分をアップデートしましょう。
目標を突き詰めるためのお品書き
  • 目標を深掘りする
  • なぜなぜ分析
  • 【重要】ゴールを設定するだけではぜんぜん足りない
  • ゴールを設定したら、”プロセス”を設定する
  • プロセスの学習方法と設定のコツ
  • ”仮定”すること、”師事”すること
  • まとめ:目標の”真の目的”を理解し、”プロセス”まで設定する
  • オマケ:挑戦すること自体が理由になる

 

目標を深掘りする
『なぜそれを達成したいのか?』自分に問いかけましょう。
答えが明確に返ってこないのであれば、それは”本当に達成したい目標”ではありません。本気になれないのであれば、目標を達成できる確率が下がるのは明白です。自分自身が最大限の力を発揮しないからです。
目標を達成したいのであれば、自分自身の真の目的を理解することが重要です。
『ダイエットして10kg痩せたい!』
『練習してフルマラソンを3時間切りたい!』
これは目標ですが、真の目的ではありません。では、真の目的を炙り出していきましょう。
なぜなぜ分析
これはものづくりの現場などで使われる品質管理や改善活動で用いられるテクニックなのですが、”なぜ”を繰り返すことで表面的な結果から真因を追求する手法です。
では先ほどの『ダイエットしたい人』を例に考えてみましょう。
ダイエットして10kg痩せたい!⇒【なぜ?】⇒スタイルを良くしたいから!
ここで一段階掘り下げることができました。しかしまだ真の目的とは言えません。なぜなぜ分析を繰り返しましょう。
スタイルを良くしたいから!⇒【なぜ?】⇒恋人がほしいから!
もう一段階掘り下げることができました。なかなかいいですね。もう一回繰り返しましょう。
恋人がほしいから!⇒【なぜ?】⇒楽しく人生いきたいから!
ここまで”真の目的”を掘り下げることができる人は素晴らしいです。目標を達成するチャンスが十分にあります。
ここで目標を達成するチャンスが少ない人は、『大した理由もないのに挑戦する人』です。
『別に人生満足してるし恋人もいらないけど、ただなんとなく10kg痩せたい!』
このような人は挑戦中につらくなったとき、『自分が頑張る理由ってなんだっけ??そもそもなんでこんなこと努力しているんだろう…』自分の中から努力する理由を取り出せません。
”自分の本気度を探る”という意味でも、このなぜなぜ分析は非常に有効です。
【重要】ゴールを設定するだけではぜんぜん足りない
『ダイエットして10kg痩せたい!』
『練習してフルマラソンを3時間切りたい!』
これは言うなれば目標達成のゴールと言えるでしょう。よく、『努力のモチベーションを保つには、ゴールした時の自分を想像するんだ!』という言葉が言われますが、これはやめた方がいいです。
人によってはモチベーションが上がる効果があるかもしれませんが、少なくとも、ゴールを想像しても目標達成に近付くことはありません。あまり生産的とは言えません。
目標を達成するためには、もっと考えるべきことがあります。
ゴールを設定したら、”プロセス”を設定する
『ダイエットすることにしたんだ~!!』
『へー!いいじゃん!なにして痩せるの??』
『え?うーん…』
これではダメです。ゴールを設定したものの、プロセスまで意識が及んでいないのです。ゴールへのルートを知らない人が、果たしてゴールすることが可能でしょうか?
ゴールへのプロセスを明確にするためには、シンプルに学習する必要があります。
『ダイエットすることにしたんだ~!!』
『へー!いいじゃん!なにして痩せるの??』
『まずは摂取カロリーを見直して、3kg痩せたら1日45分の有酸素運動を始めるよ』
目標を達成できる人は”ゴールへの辿り着き方”すなわちプロセスにこだわります。ここにこだわって、できる限り良い方法でゴールを目指すことができないと、目標達成の確率が下がってしまうことを知っているからです。
プロセスの学習方法と設定のコツ
プロセスの学習方法は無数にあります。その道のプロや教師に直接質問してもいいですし、本やインターネット、ブログやYouTubeなどでも有益な情報はたくさんあります。
ここで注意したいことが2つあります。
①情報の鮮度
その情報が発信された瞬間から、その情報は緩やかに鮮度を失っていきます。そのときは正しい情報でも、その情報を受け取ったときにはもう状況が変わってしまっている可能性があるのです。
私は2021年6月に四国お遍路に25日間で成功しましたが、インターネットでの情報が古く、予定していた民宿が廃業していたり、通った道が荒れ果てており危険な目にあったこともありました。情報は受け取るときに、必ず鮮度を意識しましょう。
②情報の対象
その情報が誰に向けて発信されたか?自分にとってマッチしている情報か?よく考える必要があります。初心者がプロ向けの情報を参考にしてもうまくいかないでしょう。
情報発信者は、必ず情報の受け取り手を想定して発信しています。情報を受け取る側も、発信者の意図をくみ取るクセをつけておきましょう。
”仮定”すること、”師事”すること
こんな経験はありませんか?
『いろんなことを言う人がいて、なにが本当なのかわからない…』
情報を集めれば集めるほど深みにはまってしまい、自分の方向性が決められなくなります。
そんなときに有効な方法を2つご紹介します。
①自分で予測し、仮定する
資格試験の合格を目標とし、そのプロセスとして必要な学習時間を調べていたとします。
『私は140時間で合格した』
『一般的に200時間は必要でしょう』
『この分野を初めて学ぶのであれば、300時間は必要』
インターネットの記事でこの3つのデータを得ました。みんな言っていることがバラバラで、どれを信じればいいのかわかりません。
こんなときは、自分でよく考えて、思い切って仮定してみましょう。
『自分は過去、少し学習していた経験がある。一般的に必要と言われている200時間学習すれば合格できる可能性は高そうだ』
この方法はある程度思い切りが必要です。それが本当に正しいかは、誰にもわからないからです。大事なのは、『間違えてもいいから根拠を持って決めること』です。
この例の場合、200時間の学習で合格できたとしたら仮定は正しかったと言えるでしょう。
不合格になったとしたら、根拠とした前提が間違っていたことになります。しかしその”間違えた経験値”は残ります。次に仮定するときには、『自分は自分の能力を過大評価する傾向がある』という情報を持っていますから、仮定の精度が上がるはずです。
仮定のテクニックを向上させるのは、普段から問題や課題に直面した時”仮定してみる”クセをつけましょう。
②誰かを信じ、師事する
師事とは、ある人を先生として、その教えを受けることです。つまり、師匠を作るということです。この方法は、仮定することが難しいときに役立ちます。誰かが成功した方法論をトレースするのですから、非常に楽です。
ですが気を付けるべきは、自分と師匠の相性です。例えどんなに優秀な師匠であっても、相性が悪ければその師匠の方法論をいくらトレースしても、成功する可能性は低くなってしまいます。
プロ野球で、伸び悩んでいた選手がトレードに出されて、まったく別の選手のように活躍することは、よくあることです。ときには思い切って師匠を変えてみることも選択肢に持ちましょう。

まとめ:目標の”真の目的”を理解し、”プロセス”まで設定する

目標を突き詰めることとは、すなわちこういうことです。
なぜその目標に向かうのか?どうやって目標に到達するのか?
ここまで読んでくださったあなたには、簡単な質問でしょう。
次回の記事、ランニングで目標を達成する技術(2)計画を構築するでは、プロセスをムリなく実行してゴールに到達させるための計画を考えましょう。
なにを基準に計画を立てるのか?
うまくいかなかったときどうするのか?
周囲に言った方がいいのか?
秘密にしておいたほうがいいのか?
次の記事を読んだ後、これらも簡単な質問になっているはずです

 

【弾丸歩き遍路】1日目・焼山寺みちの遍路転がしを転がる(13番大日寺)【1200km】
私が直近で挑んだ目標は、四国お遍路1200kmを走りきることでした。特に初日に最難関を越えられるかどうかは、非常にシビアな問題でした。初日に最難関を越えてお遍路を無事成功させた人は、少なくともインターネット上で発見できなかったからです。
私は初日の71.7kmの中でポイントを作り、既定の時間までにポイントへ到達できない場合、初日の最難関越えを諦めると決めていました。ゴールから逆算し、そのポイントに到達しているべき時間を”仮定”していたんです。
私はプロセスを練り込んであったからこそ、結果的にお宿のお父さんから『初日にここまで来た奴なんて今まで見たことないよ』と言ってもらえたのです。
オマケ:挑戦すること自体が理由になる
今回の記事で、『実は俺の目標たいした理由がねぇな』と思って挑戦を諦めてしまったとしたら、それはもったいない。人生、根拠のない無鉄砲な挑戦ほど面白いんですよ。
私はこのブログのタイトルの通り、日本縦断を目指しています。それが他の人にとってどのくらいの価値があるか?そんなものはほとんどないと言ってしまっていいでしょう。
自分自身が、心から燃えるような挑戦。それができればいいじゃないですか。世界中の人に『くだらねぇwww』ってバカにされても、あなたが自分に『よくやったな』って、ゴールの瞬間言ってあげられたらいいんです。
少なくとも私は、
あなたの挑戦を心から応援しています。

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