【地獄】痛風発作を繰り返してしまう人に学ぶ(かまいたち濱家さん)

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痛風について調べるうちに、とんでもない痛風のプロを見つけてしまった。痛風の発作を幾度となく経験してきた熟練の方から、二度と痛風にかからないヒントを得よう。

 

【激ヤバ】通算痛風発作15回の猛者、濱家さん

お笑い芸人・かまいたちの濱家さんは、まごうことなき痛風のプロだ。たいていの人間は痛風の激痛の前に心を折られてしまう。反省してしまうのだ。よって痛風の発作を経験する回数は1回か、多くても2~3回だ。濱家さんは15回オーバー。発作の回数を正確に覚えていない時点で、比類なき強者であることがわかる。

痛風発作1回の私など、ただのヒヨッコというわけだ。濱家先生に痛風をご教示いただこう。

 

【疑問】なぜ痛風発作を繰り返してしまうのか

こうまで痛風発作を繰り返す濱家さんは、どうして症状が改善しないのか?濱家さんの生活習慣を基に、絶対に痛風から逃れられない人の特徴を捉えてみよう。

 

①酒がやめられない(尿酸値を高める)

3285日(まるまる9年)のうち3260日飲酒していたという濱家さん。凄まじい酒豪である。毎日20杯はビールを飲んでいたという濱家さん。もはやそれはアル中じゃないのかという疑問はさておき、痛風に酒はかなり良くない

とはいえ、酒も飲んではいけないわけではない。ビールであっても、1日あたり350ml~500mlなら飲んでもいいのだ。濱家さんは基準量の10倍は毎日飲んでいただろう。こうして痛風エリートとしての土壌は出来上がった。

 

②不規則すぎる生活(トリガーを引く)

お笑い芸人さんは凄まじ激務だ。収録が深夜まで及ぶことも多い。規則正しい生活とは無縁と言えるだろう。これはかなり痛風に良くない

酒やプリン体の多い食事などが痛風に良くないのはわかり切ったことだ。風船に例えるとわかりやすいのだが、尿酸値を高めることは風船に空気を入れる行為に等しい。空気をガンガン入れるといつかは限界が来るはずだが、それだけではなかなか爆発まで至らない。ところが、針をぶっ刺したらどうだろうか?

激しい疲労や激しい運動によるストレスは”針”に相当する。空気の溜まり具合がそこそこでも、針を刺せば爆発するのは想像に容易いだろう。風船の空気が多ければ多いほど、爆発は大きくなる。

尿酸値が高まっている人は準備ができている人だ。その人にストレスというトリガーが引かれることによって痛風発作は起こる。すなわち、常に尿酸値を高水準で保ち、いつでもトリガーを引きまくっているのが濱家さんということになる。お笑い界のスーパーエリートは、芸能界だけでなく痛風でも爆発を起こし続けるというわけだ。

 

【誤解】酒は引き金ではなく、パワー溜めているだけ

酒を飲んでいるだけでは痛風の発作は起きないかもしれない。なんらかのキッカケが必要だ。睡眠不足や過度な疲労など、人によってきっかけは様々だ。

裏を返せば、別に食事や飲酒が決定打になるわけではない。適度ならぜんぜんオーケーなのだ。

濱家さんのすごいところは、痛風発作を繰り返しながらも酒を辞める気配が一切ないところだ。一定期間の禁酒には何度か成功しているが、その程度で痛風は患者を手放してはくれないということだろう。

 

【まとめ】体質改善できない人は痛風の友達

痛風の発作を繰り返す人は絶対に尿酸値を下げられていな。風船の空気が常に溜まった状態なのだ。何かのきっかけがあれば爆発してしまう。

減量を行い、BMIを正常にすればほとんどの人が痛風とサヨナラできる。まずはBMI25を切ること、できれば22を目指して行動するべきだ。

痛風は”贅沢病”と呼ばれることもある。貧しい時代では考えられなかった病気だ。痛風に苦しんでいる現代人を見て、古代や中世の人間は笑っているかもしれない。

 

【最強】濱家さんは痛風界のスーパーエリート

15回以上もの痛風発作に耐え、なおも今反省の色が濃くない濱家さんは、非常にレアな生きた痛風の検体だ。素晴らしい情報を我々に与え続けてくれている。よかったら、かまいたちのYouTubeチャンネルで濱家さんが痛風について語る動画を観てほしい。痛風発作の激痛で苦しむ患者さんに、痛風の知識とひと時の安らぎを与えてくれること請け合いだ。

ご本人には申し訳ないのだが、できれば痛風界のためにこれからも頑張っていただきたい。

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