25日間の歩き遍路通し打ち経験(2021年6月)を基に、歩き遍路難易度をご紹介します。
【歩き遍路難易度】第19番札所・立江寺(阿波の関所)
立江寺のご紹介
”阿波の関所”としても知られる19番札所立江寺。
朱色が美しい”白鷺橋(はくろばし)”や、ちょっと怖いストーリーラインを持つ”肉付き鐘の緒の黒髪堂”が有名です。
立江寺の到達難易度
距離…F(けっこう近い)
高低差…C~C+(2ルート選べる)
休憩所…B(遍路道上にないし、寺周辺も少ない)
総合難易度…F(かなり楽な方)
【難易度評価】A(難しい)>>>D(普通)>>>G(かんたん)
パワプロ方式の7段階評価です。
それぞれ考察していきましょう。↓↓↓
①距離…F(けっこう近い)
18番札所恩山寺から19番札所立江寺までの距離は4.0kmと、決して長い距離ではありません。
1時間でじゅうぶん着ける距離と言えるでしょう。
②高低差…C~C+(2ルート選べる)
【弦巻坂ルート】… C+
恩山寺からすぐ、山道の遍路道を往きます。
舗装道路と比較して歩きづらさはありますが、この山道部分は1kmもなく、割とすぐに一般道ルートと合流します。
さほど難易度が変わるわけではないです。お好みでどうぞ。
【一般道ルート】… C
私は坂巻坂ルートの知識がなかったので、この一般道ルートをとりました。
坂巻坂を通るよりは楽なはずですが、多少高低差がありますので、ほんの少し体力を奪われるかもしれません。
あと、少しだけ道が狭い区間があります。注意しましょう。
③休憩所…B(遍路道上にないし、寺周辺も少ない)
立江寺周辺にはあまり商店がありません。遍路道上も同様です。
補給が必要な場合は、遍路道を外れて多少遠回りをするか、立江寺を越えて少し歩くとコンビニがあります。
④総合難易度…F(かなり楽な方)
立江寺への到達難易度は低いです。意識するまでもないでしょう。
もっと大切なのは、この立江寺以降です。難所が連続しているうえに、補給もままならない距離がかなり長く続きます。
この立江寺周辺で宿泊するのはかなりオススメです。ここを越えると、22番平等寺周辺まで、宿泊が難かしくなります。
【まとめ】難所へ挑む準備をせよ
【当日のご様子】
【弾丸歩き遍路】2日目・通し打ちの難しさを学ぶ(19番立江寺)【1200km】
20番鶴林寺・21番太龍寺は、12番焼山寺ほどではありませんが、明らかに難所です。
立江寺を越えて道の駅ひなの里かつうらを過ぎると、およそ45km商店がありません。
このあたりで万全の準備をする必要があると言えます。
【オマケ】周辺の超おすすめスポット!
立江寺から…
・700m … コンビニ
・9.8km … 道の駅ひなの里かつうら
道の駅ひなの里かつうらは超重要ポイントです。ここを越えるとすぐに鶴林寺への山道に入ります。付近にはコンビニもありますので、早朝の時間であっても問題ありません。
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