【遠江・駿河】静岡県横断マラソン⑤(4日目・箱根の先に見えたもの)

超限界シリーズ

”クレイジーランナー”とはいったい何者なのか?(自己紹介)

クレイジーランナーの所信表明である。サラリーマンとしての私は、体育座りして”何か”が転がってくるのを待っているだけの人間であった。そんなのはもうヤメだ。欲しい”何か”は自分で決めるし、1秒すら待たない。今すぐ走って勝ち取りに行く。

【最終日】箱根峠~小田原城の見どころ

なんていったって箱根峠だ。見どころは多い。芦ノ湖も温泉もある。

しかし、そんな見どころをパスしまくることになる。なぜなら時間がない。私は午前10時までに小田原城に到達しておく必要があった。

 

①箱根峠エリア

箱根を登るのは、イメージほど苦労しなかった。しかし、私はとんでもなく焦っていた。寝坊したのだ

私は午前2時から箱根アタックを開始するつもりだった。それが、2時間ほど寝過ごしてしまった。逆に2時間遅れでもよく起きれたとは思う。それほど披露していた。

慌ててスタートし、闇の箱根を登り始める。当たり前だが、人っ子一人いない。昨日の三嶋大社の賑わいがウソのようだ。

箱根は道が広く走りやすい。しかし暗い。そして寒すぎる1℃しかない。

もし予定通り午前2時にスタートしていたら、もっと苦労していただろう。箱根のピークを越え、道の駅の自動販売機が出てきた時には神に感謝をした。

 

②芦ノ湖・箱根温泉エリア

芦ノ湖の海賊船で足を停めた。人がいないので、動画のエンディング用の一人語りを撮影した。

うまく喋れなかった。寒いせいで口が回らなかったのもあるが、そもそも話すのに慣れていなかった。現在のYouTube動画の1/10程度しか喋っていないだろう。

当時の彼の言葉を補完するならば、『このままでいてたまるかコラ!』というフラストレーションがすごく溜まっていた。そんな気持ちの原因が周囲の環境ではなく、自分自身にあることはよくわかっていた。誰かのせいにしても何も変わらない

私は自分自身の人生をスタートさせるためにYouTuberとなり、そして静岡県を横断し始めた。

 

③小田原エリア

芦ノ湖を越えてからしばらく、かなり道が悪い。悪いというか、人間用の道がない。車道を肩身狭く走るか、東海道特有の石畳の道でショートカットしていく。

こういう道だ。走ることは難しいだろう。

箱根温泉エリアを越えるといよいよ小田原市。そして小田原城に到達だ。

小田原に入ってからは、疲れをまったく感じなかった。嬉しかった。本当に静岡県を走りきれたことに感謝した。

 

【まとめ】最終日の32㎞、帰宅にはギリ成功

おわった。長い旅が終わった。

現在より体力的にも経験的にもまったく弱い状態であったが、この静岡県を走りきれた経験値は確実に生きただろう。クレイジーランナーとしてのスタートラインだった。

ゴールはまだ遠い。日本もカナダも走れていない。だから今日も、信州の山の奥の奥を走って訓練し続ける。

 

YouTube動画のご紹介

今となっては懐かしい動画。編集技術もランニングパワーも地獄だが、生暖かく見守っていただきたい。誰でもレベル1の時期はあるのだ。(いまが高レベルとは言っていない)

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