ランニングで目標を達成する技術(6)環境を構築する
【前説】目標を達成するためにどんな”技術”が必要なのか?
こんにちは!クレイジーランナーです。前回に引き続き、目標を達成する技術をお送りします。
今回は努力する環境を構築するテクニックです。
『より集中して課題に取り組みたい』
『もっと自分のポテンシャルを発揮したい』
そういう方は、ぜひ読み進めてください。いま環境に満足できていない人のためのテクニックです。ぜひ活用してください。
もし初回の”目標の突き詰め方”(これリンク)を読んでいない方は、そちらから順番に読んでいただけるとより理解が深まりそうです。が、この記事から読んでいただいてもぜんぜんOKです。
先にお伝えしておきますが、この記事は心理学のテクニックを基にしています。それに私の経験を織り交ぜて、”目標を達成する技術”を誰よりもわかりやすく丁寧にお伝えします。
目標達成できる人と、目標達成できない人の差ってなんでしょうか。
性格?才能?努力?
ここではあえて”違う”と断言しておきます。目標を達成できる人は、目標を達成するためのテクニックを理解して活用しているのです。
ズルくないですか?そんな方法あるなら教えてくれよ!!
では私と一緒に学び、目標を達成できる人物に自分をアップデートしましょう。
環境を構築するお品書き
- 価値の無い仕事は断れ
- ①【重要】あなたには断る権利がある
- ②無自覚に”選択しない”という選択をしている
- 背水の陣を展開しろ
- ①人は限界まで行動を開始しない
- ②【重要】やらざるをえない環境を自ら作れ
- 【奥義】ウソをつかず、秒で笑顔で断れ!
- 【まとめ】成功者は”成功する環境”を構築できる
- 【オマケ】危機を楽しむ遊び
価値の無い仕事は断れ
- 会社でなぜか全然関係ない他部署の仕事を頼まれたら?
- 学校でまったく興味のない読書感想文担当にされそうになったら?
- プライベートの時間を大きく割かなければならない役回りを頼まれたら?
こんなとき、あなたの気持ちの強さが試されます。
気持ちが弱い場合は?テクニックでカバーしましょう。
①【重要】あなたには断る権利がある
前項の3つ、すべて私がサラリーマン時代に断れなかったヤツです。
品質保証部門なのに”製品の流れに詳しい”という理由だけで管理部門の仕事を押し付けられる。
会社の代議員をなぜか他の人の2倍の任期やらされている。
なぜか夏休みの読書感想文コンクール担当になる。
『なんで俺やねん!!』
それはね、”頼みやすそうな、断らなさそうな顔してる”からです。
”なぜか”ではなく、私が断れない性格だから”仕事が集まってきた”んです。
私は嫌われるのが怖く、また会社や学校でなるべく組織に貢献するべきだという意識に支配されていました。
ここで問題なのは、”頼まれたからやった”という点です。
自分が本当にその仕事に価値を感じて受けるならいいんです。重要なのは、やるのかやらないのか、”主体的に選択すること”です。
②無自覚に”選択しない”という選択をしている
誰かに価値の無いタスクを振られて受けてしまうのは、心理的に負荷の大きい”断る”という選択肢を見ないふりをして、気づかないうちに、無自覚に、”受け入れる”という選択肢を選んでいるんです。
『イヤだけど、頼まれたから仕方なく受け入れた』こう考えて、自分がその気になれば断れたという事実から目を逸らしてしまいます。
目標を達成できる人は、余計な仕事を断ります。それを自分がやらなくていいことを知っているし、むしろそのどうでもいい仕事を受け入れることで、自分の価値が下がるかもしれないと考えます。価値のある人材は、誰でもできる仕事は任されないからです。
もう、人に自分の人生の選択を任せるのはやめて、主体的に生きる覚悟を決めましょう。
いま、あなたは選ぶことができます。
嫌われないように人に従って生きるか、嫌われてもいいから自分の人生を生きるかです。
背水の陣を展開しろ
川に背を向け敵と対峙し、自らの退路を断って決死の覚悟で戦う作戦。
『自ら不利にしてどないすんねん』
少年であった私はそう思っていました。
今はわかります。自らを追い込むその理由を。
①人は限界まで行動を開始しない
前回までの記事で、”人はギリギリいっぱいまで時間を使ってしまう”という習性をお話ししました。締め切りが近くなって慌てた経験は、誰もが一度はあるでしょう。
それはあなたがだらしないのではなく、人間はそういう構造をしている生き物なのです。諦めましょう。
しかし、そこまでわかっているのであれば、締め切りを近くに作ってやればいいだけです。まさに、背水の陣のように。
誰かに決められた締め切りに囚われる必要はありません。自分の都合で締め切りを設定しましょう。締め切りを早める分には問題ありませんから。
『会議の資料は金曜日までにお願いします。』→『今日中にやろ』
『9月1日にマラソン大会!』→『7月までに目標タイムクリアしよ』
与えられた締め切りを基準にすると、その締め切りギリギリに間に合わせる分の努力しかできないため、目標達成の可能性が低くなります。
自分の都合で決めた締め切りを守ろうとすれば、もし進捗状況が悪くなっても、本物の締め切りまでにリカバリーできる確率が上がります。
自分の努力できない習性を理解して、うまく利用してやりましょう。
②【重要】やらざるをえない環境を自ら作れ
”セルフ締め切り作戦”より少し過激な方法です。自分を後戻りできない領域に投げ込みましょう。
『俺、ボクサーになるわ』→『ボクシングジムに住み込んで練習』
『英語勉強するわ』→『フィリピン移住』
このように、自分で逃げ場のない状況を作ってしまうのは現代における最強の背水の陣です。
ここまで過激な方法はなかなかとりにくいと思いますが、朝ランをするためにランニングウェアを着て寝るとか、ウォーキングを定着させるために電車の定期券を1駅手前までしか買わないとか、アイディア次第でどうとでもできます。
ぜひ自分に”背水の陣”をプレゼントしてあげましょう。
【奥義】秒で笑顔で断れ!
『そんなこと言っても断れない(ぴえん)』という方のために断るコツです。
申し訳なさそうに断ったり、怒ってるのかな?って思われるくらい語気を強めて断ってはいけません。
なんで断れないかと言うと、断った後、”自分の心がモヤモヤする”からです。
『悪いことしちゃったかなぁ…』『私が断ったから困っているかなぁ…』
そんな思考に陥るから、ますます断れなくなるのです。
そこで、相手を笑わせてみてください。
元気よく、『ゴメン!!その仕事は俺の得意分野じゃなくて、昔超大失敗したんだよ!ww』『すみません!いまのっぴきならない家庭の事情で立て込んでまして!ww』こんな感じで断ってみてください。
『なんかツッコミづらいし、他のヤツに頼むかww』ってなる可能性が高まります。
相手が笑ってくれれば、あなたの心の罪悪感が小さくなり、”心のモヤモヤ”を小さくすることができます。
上手に断るプロになりましょう!
【まとめ】成功者は”成功する環境”を構築できる
サラリーマン時代、環境に文句を言い続け、自分は成長できない人を何人も見てきました。
私たちの環境は平等ではありません。それは事実です。
平和な国と紛争中の国、生まれた環境が違えば人生の難易度が違うのは明白です。
しかし、その環境の中でも”選択肢は無限にある”ということを忘れてはいけません。多くの場合、自分の選択肢に勝手にフタをしてしまっています。
私もそうでした。選択肢のない中でもがいて生きていると思っていましたが、本当は選択肢に気付かないフリをしてきただけです。
もう価値の無いタスクに振り回されるのはやめましょう。
あなたには、その選択肢を選ぶことができますから。
【オマケ】危機を楽しむ遊び
【16km周回】24時間諏訪湖周回チャレンジ【限界突破】
デカい湖はいい。一回走り始めると、一周せざるをえないからね。
自分を追い込むことに慣れすぎると、ピンチなのが当たり前すぎて麻痺してきてしまう。カフェイン中毒みたいなもんかな。自分追い込み中毒みたいな。
ピンチになっても頑張ってくれないときは、『危機を楽しめ!!』そう自分に言い聞かせる。ふつーに生きてたら、『マジでやべぇ』状況にはなかなか出会えない。
そんなレアい状態を、心から楽しむべき。
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