【勝ち取れ!】ランニングで目標を達成する技術(2)計画を構築する

【成果!】目標を達成する技術

”クレイジーランナー”とはいったい何者なのか?(自己紹介)

【前説】目標を達成するためにどんな”技術”が必要なのか?
こんにちは!クレイジーランナーです。前回に引き続き、目標を達成する技術をお送りします。
今回は目標に向かうための計画の立て方です。もし前回の”目標の突き詰め方”(これリンク)を読んでいない方は、そちらから読んでいただけるとより理解が深まりそうです。こちらから読んでいただいてもぜんぜんOKです。
先にお伝えしておきますが、この記事は心理学のテクニックを基にしています。それに私の経験を織り交ぜて、”目標を達成する技術”を誰よりもわかりやすく丁寧にお伝えします。
目標達成できる人と、目標達成できない人の差ってなんでしょうか。
性格?才能?努力?
ここではあえて”違う”と断言しておきます。目標を達成できる人は、目標を達成するためのテクニックを理解して活用しているのです。
ズルくないですか?そんな方法あるなら教えてくれよ!!
では私と一緒に学び、目標を達成できる人物に自分をアップデートしましょう。
計画を構築するためのお品書き
  • ”自分は誘惑に弱い”ことを受け入れる
  • ゴールへの道のりがわかっているのに到達できない人
  • 【重要】計画を立てるために重要なパーツ(ヒント:可視化)
  • 計画①ゴールから逆算する
  • 計画②代案を用意する
  • 計画③仲間に宣言する
  • 【重要】肯定者も批判者も味方である
  • 【超重要】あなたは反応を選べる
  • まとめ:計画を宣言できる状態まで構築する
  • オマケ:無謀な挑戦者にイイネ!を送ろう

 

”自分は誘惑に弱い”ことを受け入れる
目標がしっかり定まっていて、どんな努力をすればいいかわかっている場合。目標達成への第一歩を上手に踏み出せていると言えるでしょう。
では、このゴールとプロセスを明確に設定できている人の目標達成率は100%でしょうか?そんなことはないです。まだまだ目標を頓挫させる理由は多くあります。人間は非常に誘惑に弱く、いつでも努力をやめる理由を探していると言っても過言ではありません。
でも大丈夫。悪い部分がわかっていれば、その習性をうまく利用してやるだけです。誘惑に弱いのは人間だからであって、あなたの意志が弱いからではありません。
意志の力などみんな弱い。そう考えると非常に楽です。
ゴールへの道のりがわかっているのに到達できない人
では、どんな人がゴールにたどり着けないのでしょうか。それは、
『努力を積み上げれば、いつか夢がかなう!』と考えている人です。
一見、とても真っ当な考えに見えます。なにがダメなんでしょうか?それは”いつか”夢がかなうと思っているところです。
いつか、それはいつでしょうか?
ゴールが見通せていて、そこに辿り着くルートがはっきりわかっていたとしても、どんなプランで進んでいくのかを決めていなければ、ゴールには辿り着けないんです。
目標達成できる人は、上手に計画を構築しています。計画があるから日々の努力量が明確であり、自分の努力が期待する水準に到達しているか、定量的に知ることができます。
計画を持たない人は、道草ガストのサラダバーばりの勢いで食べることになります。
【重要】計画を立てるために重要なパーツ(ヒント:可視化)
計画を立てる前に重要なのは、ゴールとプロセスが定量的に決められていることです。
どうなったらゴールなのか?何をすればゴールへ到達できるのか?これを数字で示す必要があります。
『フルマラソンで3時間半切りたいけど、できれば3時間切りたいなぁ』
『この試験は200時間の学習が必要だけど、自分の場合もう少し必要かも?』
『10kg痩せる!食事制限をめっちゃ頑張ればいけるはず!』
これではダメなんです。ゴールとプロセスはしっかり固定しましょう。これは計画を立てる上で非常に重要な手順です。
『フルマラソンで3時間半を目標にする。3時間はそれをクリアしてから』
『この試験は自分の場合、240時間の学習が必要だ』
『10kg痩せるには、4ヵ月食事制限して達成できそうね』
このように数字で定量的に設定することが大切です。うまくいっているのか、自分からも周囲からも見えるようになります。すなわち、可視化ですね。
見えないものを計画でコントロールすることは非常に難しい。ゴールできるかどうかが、ただの運任せになります。
自分の命がけの航海を、地図も持たない航海士に任せるのはやめたほうがいいですね。
ここがしっかり設定できたら、いよいよ計画を立てていきます。
計画を構築するためのテクニックは3つあります。
計画①ゴールから逆算する
計画を立てる際、まず近い日程から決めていく人が圧倒的に多いです。『どうやって積み上げていくか』という思考ですね。この考え方だと、とても重要な要素が見落とされてしまいます。
”時間の概念”です。『締め切りはいつでもいいから頑張ろう!』という目標では、人は努力しにくいです。なぜなら人はとても誘惑に弱く、努力をやめる理由を見つけるのが非常に得意だからです。
【重要】計画はゴールから”逆算”して構築する
いつ目標を達成するのか、明確に決定しましょう。
『今年か来年のマラソン大会で3時間切るぞ』ではダメです。
『今年のマラソン大会で3時間半、来年には3時間を切るぞ』OKです。
『いつか海外に移住したいなぁ』これではなかなか移住は実現しません。
『3年後、シンガポールに移住しよう』この方が必要な事項が明確になり、圧倒的に計画が立てやすいです。
この”逆算”を行うことで、本当の意味で”プロセス”が決まります”時間的猶予”が決まることで、日々こなすべき努力の濃度が決まるからです。
計画は、ゴールの時期とプロセスの選定で達成の確率は大きく変わってきます。『自分が現実的に実行可能か?』見極める必要があります。
見極められるのは逆算を行っている人だけです。『いつか』という言葉を使うのはもうやめましょう。
計画②代案を用意する
ゴールやプロセスを決定する際には、必ず代案を用意しましょう。100%成功する計画はこの世界にありません。失敗した時のことを考えていない人は、1つの小さなつまづきで計画がすべて水の泡、その時点で目標を諦めてしまいます。
【重要】プランB、プランCを用意する
『ダメだ、マラソン3時間切るのムリだ、リタイアしよ』
『今月3kg痩せるのもうムリだ~、パンケーキ食べちゃお』
これでは努力が水の泡、やってきたことがゼロに戻ります。
『3時間はムリそうだが、3時間半の目標に切り替えよう』
『3kgはムリでも、今月は最低限2kgは減量しよう』
目標達成の時期が後ろ倒しになったり、目標達成率は落ちるかもしれませんが、諦めるよりはずっといいです。
『明日スタートラインに立てるなら、勝つ可能性は残る』という言葉があります。今日の負けは受け入れましょう。何回負けてもいいんです。明日の走り出す自分に託しましょう。
誰の言葉かって?犬走タリオさんです(真顔)
計画③仲間に宣言する
計画を構築できたら、周囲に宣言しましょう。なぜか?不言実行の計画は成功しにくいからです。
実際、計画を宣言しない人がほとんどです。
私もそうでした。私は『〇〇やりまぁす!』と言う人を信じていませんでした。現実的に、『ダイエットします!!』『禁煙します!!』と言った人で、成功した人を見たことがなかったからです。
本当に成功できる人は、『過去めっちゃ太ってて、ダイエットしたんだよね』『実は元々超ヘビースモーカーで、禁煙したんだよね』と、努力が過去形なんですよ。
しかしこの考えはひねくれています。私が間違えていました。これは目標達成率は高くないという証明にはなっても、宣言することに価値がないという証明にはならないですから。
現に、ブログのタイトルが『クレイジーランナーの日本縦断!』ですからね。ガチガチに宣言しちゃってます。
計画の宣言を行うと、2つのメリットがあります。
①協力者が現れる
計画を公開すると、目標に共感した人から肯定的な意見をもらえます。過去、同様の目標をクリアした人にアドバイスをもらえる可能性もあるでしょう。これは明確なメリットです。
②批判者が現れる
計画を公開すると、目標に共感できない人から批判的な意見をもらえます。
『は?デメリットやん』と思われたあなた!!その通りですね!普通の考え方です。
でもせっかくここまで読んでくださったのですから、クレイジーランナー的思考に触れてみてください。
【重要】肯定者も批判者も味方である
肯定的な意見はもちろん、批判的な意見も有意義です。自分的に有効だと思った計画でも、他者から見たら無謀かもしれません。批判的な意見も少し見る角度を変えれば、”より良い方法を提示してくれている””自分が見落としていた要素を提示してくれている”と捉えることが可能です。
肯定的か批判的かは、ちょっとしたパッケージの違いでしかありません。コンソメ味かブラックペッパー味かくらいに捉えておくと、人生楽に生きられますよ。
意見が肯定的か批判的かということと、意見の価値が高いか低いかは全く関係がないことを覚えておいてください。
【超重要】あなたは反応を選べる
肯定的な意見でも批判的な意見でも、あなたに反応する選択肢があるということを忘れないでください。すべての意見に反応していたら、心がいちいちすり減って消耗してしまいます
なにを言われてもまずは、『それはこの人の中では正しい意見なんだ』そう思ってください。
私は四国お遍路を25日で達成しましたが、その計画を宣言した時に誰もが『ムリだよ、そんな人は見たことがない』と言われました。1日平均50km近く移動する必要があったからです。
宿の予約の時にも10回以上言われました。『そんな場所からウチに到達するのはムリですよ』と。
この意見は非常に正しいです。私が一般的に移動しない距離を毎日走っていたのは事実だからです。宿に準備をしていても到達できないお客さんがいたのでは、宿の方も困ってしまいます。なのでこの意見も大いに理解するべきです。
ではその意見を受け入れて、『そうですね、諦めまぁす(ぴえん)』となりますか?
どんな意見に対しても、あなたは反応を選ぶことができます『ふつうはムリなのは事実でも、俺の脚なら明日74kmを走ることは可能だ』そう思えばいいだけです。
自分の勇気をすり減らさないためにも、人の意見と自分の意見は明確に区別しましょう

まとめ:計画を宣言できる状態まで構築する

これも逆算的な思考です。
宣言するためには定量化できていなければなりません。さらに失敗した時の対処を問われた時のために、代案も用意しておきましょう。これはプレゼンの準備に似ています。自分の計画をプレゼンすると想像した時に『失敗しちゃいそうだな』と感じる場合は、まだ計画に練り込む余地があると言えるでしょう。
さて、次回からはいよいよ計画を実行していきましょう。計画だけでは絵に描いた餅です。まだ1ミリもゴールに近づいていません。スタートを切りましょう!
オマケ:無謀な挑戦者にイイネ!を送ろう
あなたの周りに、とんでもない目標を掲げた人がいたとしましょう。
『とうとう50kgやせる決心をしたぞ!』
『オリンピック選手になろうと思うんだよね!』
『超有名YouTuberになるわぁ!』
あなたがどんな言葉をかけるのは自由ですが、私は迷わず、
『マジで!?すげえじゃん!!』と言葉をかけます。
一見、無責任かもしれません。真剣に彼らのことを思えば、もっと建設的なアドバイスをしてあげるべきかもしれません。
ですが、人の挑戦に対するエネルギーはとても燃焼時間が短いことを私は知っています。
だから無謀な挑戦者にはいつでも肯定的な意見をかけてあげたい。少なくとも、批判的な意見は発する自分に少しのメリットももたらすことはありません。
私は、無謀な挑戦者にイイネ!を送れる自分こそが無謀な挑戦をクリアできる。そう信じています。

【2020-2021】三重県縦断チャレンジ230km クレイジーランナー、岐阜羽島に立つ

バカなのかな?って自分で思うことがあるけど、やっぱり無謀な挑戦をしているときが一番楽しいし輝いてる。

コタツでミカン食ってる正月より、極寒の山奥で爆睡するハクビシンと出会う方が、俺は好きだ。

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